カシオ計算機が、2025年度グッドデザイン賞を受賞した。

カシオ計算機が、2025年度グッドデザイン賞を受賞した。受賞モデルは、G-SHOCKの”GA-V01”、サウナ専用時計の”サ時計”、アウトドアモデルの”PRO TREK PRJ-B001”だ。

カシオ計算機2025年度グッドデザイン賞

なお、これらの受賞モデルは、2025年11月に東京ミッドタウン(東京・六本木)で開催予定の”GOOD DESIGN EXHIBITION 2025”にて展示される予定となっている。

今回受賞した“カシオ計算機”は1946年に誕生。今年のグッドデザイン賞のテーマは”はじめの一歩からひろがるデザイン”だ。

G-SHOCKの“GA-V01”は、エッジの効いた外装と大型液晶を組み合わせた耐衝撃ウオッチ。針をシャフトに固定せず、磁力で支えるマグネティックホールディング構造を採用しており、衝撃を受け流す独自のメカニズムを備える。針の大型化と自由度の高いデザインを両立させ、耐久性と美しさを進化させたことが高く評価された。

カシオ計算機2025年度グッドデザイン賞
■Ref. GA-V01-1AJF。49.1×58.2mmサイズ。20気圧防水。2万1450円

そして、“サ時計 SAN-100H”は、サウナ専用として設計されたユニークなモデル。最大100℃までの環境で使用できる耐熱構造を備え、サウナ利用時に目安となる12分計機能を搭載。防水設計のケースや湿気を防ぐ素材選定に加え、着脱しやすいカールバンドなど、細部にまで配慮が施されている。サウナ文化を新たな角度から支える発想が評価されたという。

最後のアウトドアモデルPRO TREKの“PRJ-B001”は、スクエア型ベゼルが回転するロータリーガードベゼルを採用。

カシオ計算機2025年度グッドデザイン賞

丸型の文字盤との組み合わせが新鮮で、タフな印象を与えながらも街使いにもなじむデザインに。また、Bluetooth連携による時刻・位置記録機能も備え、アウトドアと日常をつなぐ新しいスタイルを提案した。今後も同ブランドの新作に注目したい。