セイコー プロスペックスからタイ限定モデルのご紹介。

このモデルは昨年の7月にリリースされていましたが、まだ買えるようなので駆け込み情報です。

500本のタイ限定販売モデル SPB443J “ラスト・ジンベエザメ”。

スーパーコピーn級品 代引きタイ限定モデルと言えば「SEIKO SAVE THE SEA」プロジェクトというくらい時計マニアには有名です。

イケメンのアナンダ・エバーエンガムさん(タイの俳優)がアンバサダーでした。

中でもジンベエザメモデルは非常に人気があります。

そんなジンベエザメモデルが今回の第19弾で最後になるとの事。

最近は別途世界規模でSEIKO Save the Oceanプロジェクトを行っていますので一緒にしちゃうのかな?

ですのでSPB443J は”ラスト・ジンベエザメ”と呼ぶそうです。

以下は、これまでにリリースされたジンベエモデルです:

モデル / グループ ジンベエ No. 数量 ダイヤル / アクセント モデル番号 キャリバー 発売時期 発売価格(タイバーツ)
タートル ジンベエ 1 1299 シルバーグレー SRPA19K1 4R36 2016年7月 62,200
MM300 ジンベエ 2 222 スカイブルー SLA013 8L35 2016年8月 115,700
ベビーツナ ジンベエ 3 1286 ホワイト SRPA47J1 4R36 2016年12月 32,800
スモウ ジンベエ 4 1639 パープル SPB055J 6R15 2017年7月 39,600
将軍 ジンベエ 5 456 ブルー SPB057J 6R15 2017年8月 76,000
サムライ ジンベエ 6 1500 ブラック SRPC43K1 4R35 2017年12月 30,500
MM300 ジンベエ 7 428 ブルー SLA027 8L35 2018年7月 121,800
ベビーツナ ジンベエ 8 1234 ブルー / ゴールド SRPC96K 4R36 2018年8月 25,800
サムライ ジンベエ 9 1300 グレー / レッド SRPD13K 4R35 2018年12月 27,400
ミニタートル ジンベエ 10 各999 イエロー & グリーン SRPD17K & SRPD19K 4R35 2019年3月 19,800
将軍 ジンベエ 11 500 レッド SPB099J 6R15 2019年7月 60,000
ベビーム ジンベエ 12 1200 グリーン / ゴールド SPB109J 6R15 2019年9月 44,900
ベビーツナ ジンベエ 13 999 ゴールド / シルバー SRPE14K 4R36 2020年2月 26,000
モンスター ジンベエ 14 1500 ゴールド / ブラック SRPF34K1 4R36 2020年10月 23,800
スモウ ジンベエ 15 1500 ゴールド / ブラック SPB194J 6R35 2020年11月 39,800
ミニツナ ジンベエ 16 1000 レッド / ホワイト SRPJ55K 4R35 2022年9月 26,800
サムライ ジンベエ 17 1000 グレー SRPJ29K 4R35 2022年9月 29,800
スモウ ジンベエ 18 1500 グリーン / ブルー SPB425J1 6R35 2023年8月 42,800

そんなに数は出回っていませんね。コレクション性が強いので気になるモデルは見つけたら即ゲットです!

最後となる19番目のジンベエはメカニカルダイバーズ 1965 ヘリテージではなく、旧モデルのSBDC101をベースにしています。

40.5mmのスティールケース、200m防水、キャリバー6R35搭載、70時間パワーリザーブ。

500本限定、53,800 バーツ(約229,600円)。

文字盤にはジンベエザメの模様が描かれています。

面白いしキレイですね。

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SPB443J Last Zimbe

Seiko Prospex Zimbe19 Thailand Limited Edition 500 PCS.
WATCH MODEL SPB443J
฿53,800.00

このコレクションの最後のジンベイザメのインスピレーションは、旅や冒険からではなく、ジンベイザメの体表に見られる「斑点模様」から来ています。ジンベイザメはそれぞれ体表の斑点模様が異なります。ファースト

ダイバーズデザインのケースとシーブルーの文字盤には、ジンベイザメの体表の模様を思わせるダークブルーの模様が施され、深海に潜るジンベイザメの白い斑点模様を彷彿とさせ、この旅が美しく終わりを迎えることを予感させます。さらに、文字盤と同系色の鮮やかなブルーの秒針も特別な特徴です。ケースのベゼルはダークブルーでデザインされ、文字盤との美しいコントラストが際立ち、その美しさをさらに際立たせています。

パッケージには、ジンベイザメの体表の色合いに合わせた、このモデルのために特別に製作されたライトグレーのウォッチボックスが付属します。リサイクルされたダークグレーの紙で作られた外装には、ジンベイザメの皮の模様が刻まれており、雄大な旅人たちの風合いを彷彿とさせます。ジンベイの旅は終わりを迎えますが、「Save The Ocean」プロジェクトの環境保護精神は永遠に受け継がれていきます。

仕様
• モデル:SPB443J
• コレクション:Zimbe 19:最後のジンベイ! タイ限定版 500個

ケース
• 形状: ラウンド
• 素材: ステンレススチール
• カラー: シルバー
• 背面: ロゴブランド付きステンレススチール
• 幅: 40.5 mm
• 厚さ: 13.20 mm

文字盤と針
• カラー: ライトブルー
• 文字盤タイプ: サンレイ
• 文字盤: サファイア

ムーブメントと機能
• ムーブメントタイプ: 自動巻き
• キャリバー: 6R35
• ムーブメントの説明: 自動巻きおよび手巻き機械式ムーブメント、毎時 21,600 振動、70 時間のパワーリザーブ
• 機能: 時間、分、スモールセコンド、3 時の位置に 12 時間表示、日付表示

ストラップ
• ストラップの素材: ステンレススチール
• ストラップの色: シルバー
• ストラップのタイプ: ブレスレット

その他の機能
• 防水性: 200 メートル

まとめ

いかがでしょうか。

「【タイ限定】セイコー プロスペックス SPB443J “ラスト・ジンベエザメ” 500本限定」でした。

輸出品なのでちょっと高めですけど、自己責任で逆輸入したくなるほどの魅力的なモデルです。

最後と言われたら余計に欲しくなりますね。

やや重たいですが細腕オジサンでも装着可能なので、気になった方は是非。

それではまた!

タグ・ホイヤー 最近推してる モナコ スプリットセコンド クロノグラフに新作が登場。

タグ・ホイヤーから2025年の新作情報です。

(赤いのがCBW2190.FC8356、青いのがCBW2182.FC8339)

セラミック製は1900万円、チタン製は1600万円台でした。

で、新作 CBW2185.FC8350 モナコ スプリットセコンド クロノグラフ。

タグホイヤースーパーコピー 代引き専門店カーボンっぽい柄が特徴のテクスチャーのあるTHチタン 41mmケース、お値段なんと20,8452,000円。

目が飛び出そう。

30m防水、搭載ムーブメントはキャリバーTH81-00。

この自動巻スプリットセコンド クロノグラフ ムーブメントは65時間のパワーリザーブ。

総重量85グラムと言う驚異的な軽さがポイントですね。

RATTRAPANTE(ラトラパンテ)はスプリットセコンドクロノグラフの意です。

CBW2185.FC8350

タグ・ホイヤー モナコ
スプリットセコンド クロノグラフ

自動巻, 41 mm
CBW2185.FC8350
すべてのディテールに卓越性を魅せるタグ・ホイヤー モナコ スプリットセコンド クロノグラフ。モーターレーシングの精度とスピードにインスピレーションを得た、イノベーションと伝統的なクラフツマンシップの融合です。テクスチャーのあるTHチタン製ケースを備え、スイスのブランドであるタグ・ホイヤーの革新的DNAを体現しています。

動きの中の精度
スプリットセコンド クロノグラフ機能は、同時に進行する2つの異なる計時を正確に行うことを可能にします。ブラックオパーリンのカウンターにライムカラーのアクセントが添えられた針がコントラストを成し、ウォッチのダイナミックなデザインと、ハイスピードでも読み取りやすい完璧な視認性を強調しています。

イノベーションの新時代
タグ・ホイヤー ラボで開発された自社製素材、テクスチャーのあるTHチタンを使って作られたウォッチは、他にはないパターンを湛え、1つ1つが唯一無二に仕上がっています。重さわずか85gの超軽量でありながら、堅牢な作りのこのタイムピースのサファイアダイヤルとケースバックからは、複雑なキャリバー TH81-00の姿を眺めることができます。

レースにインスパイアされたクラフツマンシップ
ローター上のモーターレーシングに着想を得たミニチュアペイントや、ブリッジのチェッカーフラッグパターンなど、手仕上げで施されたディテールが、ハイエンドな時計製造へのブランドの情熱を感じさせます。テキスタイルパターンのブラック カーフスキンストラップが、卓越したウォッチにラグジュアリーなタッチを添えています。

キャリバー TH81-00
ムーブメント 自動巻
パワーリザーブ(時間)65
振動数 36000 (5Hz)
機能 時, 分, 秒

ケースサイズ 41 mm
厚み 15.2 mm
ラグの間のサイズ 22.5 mm
防水性 30 m
素材 サンドブラスト加工
ベゼル 固定式ベゼル サファイア
リューズ チタングレード5
ケースバック サファイア

ブレスレット/ストラップの素材 カーフレザー
カラー ブラック
バックル ピンバックル – チタングレード5

ダイヤルカラー 透明
インデックス アプライド

いかがでしょうか。

「【2025年新作】タグ・ホイヤー CBW2185.FC8350 モナコ スプリットセコンド クロノグラフ 41mm」でした。

ちょっと庶民には手の届かない高額なモデルです。

コンセプトモデル的な感じですので、この技術力を見て凄いな~って思っていれば良いのかも知れません。

ただ手に取って見るチャンスはあまり無さそうなので、誰に向けて作っているのか気になりますね。

それではまた!

デザインにうるさいライターが奇跡の1本と評するパテック フィリップ Ref.5170J

パテック フィリップの男性向け腕時計としては初めて自社設計の手巻きクロノグラフが搭載された「Ref.5170J」だ。

モノ軸で選んだ結果たどり着いた時計
中学生の頃に機械式時計に興味を持ち、イチ時計ファンとして長い年月を過ごすうち、いつの間にか時計業界に足を踏み入れ、ついには時計の設計にまで手を出し始めた筆者だが、時計選びは常にモノが主軸だ。

広告分野の仕事が長かったこともあり、正直ブランディングやストーリーには関心がない。そんな確かめようのない不確実な価値より、自分自身の求めるデザインや仕上げ、堅牢性、操作感触が得られるかどうかの方が重要というのが基本指針だ。そのため、いわゆる王道人気時計からは少し外れたモデルを選ぶことも多くなる。今回紹介するパテックフィリップスーパーコピー代引き 優良サイトの「Ref.5170J」もまた、一般的な認知度は低いモデルだろう。

パテック フィリップ Ref.5170J

パテック フィリップ「Ref.5170J」
手巻き(Cal.CH29-535 PS)。33石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約65時間。18KYGケース。3気圧防水。

パテック フィリップ初の自社設計手巻クロノグラフ搭載腕時計
2010年に発表された本作は、パテック フィリップがそれまで手巻きクロノグラフに用いてきたレマニアCal.2310ベースのCal.CH27-70ではなく、自社設計のCal.CH29-535 PSを男性向けとして初めて搭載した記念碑的なモデルだ。そのため、ケース形状やプッシャー形状、文字盤上のインデックスや針の形状・配色などデザイン要素の多くが、1934年に発表された同社の伝説的な2カウンタークロノグラフモデル「Ref.130」から引用されている。

発表当時の筆者にこのような高級モデル(定価900万円以上)を購入できるほどの資金力はなく、ただ指を咥えて見ているしかなかったため、手に入れたのは2022年。もちろん中古品だ。

パテック フィリップ Ref.5170J

最外周のタキメーターはパルスメーターに置き換えられているものの、文字盤や針のデザイン要素は基本的にRef.130のローマ数字&ロングバーインデックス文字盤から引き継がれている。欲を言うなら、パルスメーター上の数字を30年代風の書体にしてもらいたかった。
本作を探そうと考えたきっかけは、それまで使っていた同社の薄型3針モデル「カラトラバ Ref.3796SJ」(日本市場限定のシースルーバック)と、オメガの手巻きクロノグラフモデル「スピードマスター ムーンウォッチ 321」を1本にまとめたような時計が欲しくなったから。つまり、ドレスウォッチと手巻きクロノグラフを融合させた時計だ。

ツーカウンタークロノグラフのRef.5170Jはドレスウォッチたりうるか?
時計愛好家の世界でドレスウォッチの定義の話になると
・小径薄型の貴金属ケース
・2針あるいはスモールセコンド3針
・ホワイトあるいはシルバーの文字盤

というような条件が設定されがちだが、筆者の基準は少し違う。

当然、シャツの袖口に収めるための物理的なサイズ制約は必要だ。しかし、本質はもっと設計者の精神性と結びついており、根源的には「着用者の腕にGフォース(加速度)を発生させない所作を強要する時計」こそ、真の意味でのドレスウォッチだと考えている。

言い換えるなら、外部からの衝撃や急激なストップ&ゴーに適応できないほど繊細に詰められた時計だ。針数や文字盤カラーなどは些末な問題であり、この精神性が感じられない時計は、どんなにケースや文字盤がクラシカルにまとめあげられていても、個人的にはドレスウォッチとして認めていない。

パテック フィリップ Ref.5170J

Cal.ETA7750搭載スポーツウォッチの時針、分針、クロノグラフ秒針のクローズアップ。文字盤-時針間、分針-クロノグラフ秒針間のクリアランスが非常に広く確保されているのが分かる。
そもそも筆者は、昨今の高級時計市場においてこれほどまでにフリースプラングテンプが普及した要因を、「等時性の高さ」よりも「耐衝撃性の高さ」が喜ばれた結果ではないかと考えている。電子制御の腕時計があふれる現代では、一般ユーザーの大多数が機械式時計の構造を熟知しておらず、腕を振り回したり手を叩いたりといった日常動作によるGフォースが、緩急針式時計のヒゲ絡みリスクを増大させてしまうからだ。

またそのような条件下では、針のたわみによって針同士や針と文字盤の接触リスクも懸念されるため、近年の時計は針を薄く成形し、それぞれのクリアランスを広く取る方向に変化している。同時に1970年代以降、風防の主流がボックス型プラスティックから平面型サファイアクリスタルに移行し、増大した針高をベゼル外に逃がすことができなくなった結果、現代時計の多くが幅広な見返しを備えるに至ったのである。

パテック フィリップ Ref.5170J

5170Jの時針、分針、クロノグラフ秒針のクローズアップ。文字盤-時針間と分針-クロノグラフ秒針間は針2本分、時針-分針間は針1本分しかクリアランスが確保されていない。
対してRef.5170Jは、スモールセコンドと30分積算計のエリアを深く彫り込み、それぞれの針を沈み込ませることで、文字盤から時針までのクリアランスを針2本分まで短縮。さらに針間はもちろん、クロノグラフ秒針からサファイア風防までのクリアランスも限界まで詰めることで、クロノグラフ時計でありながら一般的な3針時計よりも狭い見返しを実現している。

『クロノス日本版』の読者をはじめとした有識者であれば、このような時計を身に着けて腕を振り回そうなどと考えることはまずないだろう。筆者自身も本作を着用している日は自然と動きが静かになり、強い拍手や大振りな動作は控えてしまう。これこそが「着用者の腕にGフォースを発生させない所作を強要する時計」なのである。

見返しが限界まで詰められた結果、風防を含めたケース厚も9mm(実測値)という薄さを実現している。アームホールの狭めなシャツの袖口にも難なく収まる本作は、スモーキングジャケットなどのパーティールックとも相性が良く、筆者にとってはまごうことなきドレスウォッチなのだ。

パテック フィリップ Ref.5170J

晴天の屋外で撮影した着用ショット。クロノグラフ搭載モデルとは思えない狭さの見返し幅に抑えられているのが分かる。

並外れた操作感触と、現代的な軸間距離をそなえたムーブメント
もうひとつの選定条件である「スピードマスター ムーンウォッチ 321」要素は、クロノグラフの仕様面にある。本作が搭載するCal.CH29-535 PSは、キャリングアーム式の水平クラッチやコラムホイール、インダイレクトリセット機構といったレマニアCal.2310の大枠の仕様を引き継ぎながら、カム式の瞬時運針式30分積算計や多数の微調整機構など、独自の優位性をそなえた完全自社設計の手巻きクロノグラフムーブメントだ。

受けはもちろん、各種レバーや板バネの根本まで面取りされた繊細な仕上げはそれだけでも見応え十分だが、実際にプッシャーを押し込んだ際の感触は、マニア陣がそろって感嘆の声を上げてしまうほどの滑らかさである。とりわけリセットプッシャーの軽やかさは比肩するムーブメントが見当たらない。ドレスパッケージの本作に関しては、誤作動のリスクなどまるで考えていないのだろう。

パテック フィリップ Ref.5170J

シースルーのスクリューバックをそなえたRef.5170Jの背面。Cal.CH29-535 PSは仕上げの繊細さに注目が集まりがちだが、コラムホイール上の偏心シャポーによりキャリングアームとコラムホイールの噛み合わせすらも調整可能な構造など、高級機ならではの凝った設計も見どころだ。
また、そのサイジングにも新設計ムーブメントならではの優位性が光る。1942年に発表されたレマニアCal.2310は、手巻きクロノグラフの分野において世界で最も成功をおさめた傑作ムーブメントだ。しかし、直径27mmというサイズは現在主流の大型時計には適合させにくく、インダイアルが中央に集中した文字盤レイアウトを多発させる要因ともなっていた。

対してCal.CH29-535 PSは直径を29.6mmまで拡大し、厚さを5.35mm(Cal.2310は6.74mm)に抑さえた大径薄型設計のため軸間距離も広い。このサイジングこそが、本作の盤面を広く活用したクラシックな文字盤レイアウトや、ドレスウォッチとしても活用可能な薄型ケースの実現に寄与しているのだ。

パテック フィリップ Ref.5170J

軸間距離が広いためケース径39.4mmながらインダイアルが中央に寄らず、余裕を持たせたレイアウトが特徴だ。

パテック フィリップがオタクに捧げる時計?
このようにふたつの観点から選定したRef.5170Jだが、当初の目的通り「クロノグラフを搭載したドレスウォッチ」としてパーティーシーンで大活躍してくれている。飽き性な筆者が購入から2年経過した今も手元に置いているのだから、潜在的な好みにもハマっているのだろう。くわえて、本作の後継機であるRef.5172はケース径が1.6mm拡大され、文字盤もミリタリーテイストに変化してしまったため、もはや乗り換える対象も見当たらないのが実情だ。

パテック フィリップ Ref.5170J

2000年代半ばから大多数のムーブメントをスピロマックス(シリコン製ヒゲゼンマイ)化してしまったパテック フィリップが、2024年現在もまだブレゲヒゲを採用し続けるCal.CH29-535 PSは、同社が時計オタクのために残してくれた意地とプライドのムーブメントだと解釈している。そのうえ極限まで古典的なデザインの外装に包まれた本作は、もはや奇跡の1本だろう。

パテック フィリップというブランドはどうしても時計業界において神格化されがちな存在だが、所有する資格だの分不相応だのと堅苦しく考えずに、純粋に「オタクの欲求を満たしてくれる時計」として、これからもRef.5170Jを楽しんでいきたいと思う。

イエマ渾身の復刻モデル「ミーングラフ スーパー」は、

そらぽん氏はヴィンテージウォッチを中心とした時計コレクターである。特に、イエマが製造してきた「ミーングラフ」に一家言持っており、今も複数本を所有している。2024年、そのイエマがアニメ『ルパン三世』でも登場したクロノグラフウォッチ「ミーングラフ スーパー」を復刻。そこで『クロノス日本版』編集部は、「日本で最もミーングラフを知り尽くす男」と言うべきそらぽん氏に、この復刻モデルの着用レビューを依頼した。豊富な知識とミーングラフ愛にあふれた独自の視点から、彼がこのモデルを丁寧にひもといていく。

ルパン三世も愛した、イエマ「ミーングラフ スーパー」の復刻モデルを着用レビュー
1970年代にイエマが販売したクロノグラフウォッチ「ミーングラフ スーパー」が、リシャールミル スーパーコピー代引き 優良サイトついに自動巻きの機械式ムーブメントを搭載した腕時計として復刻された。本作はアニメ『ルパン三世』ファーストシリーズの、第1話でルパン三世が手首に巻いていた腕時計として、日本のルパン三世ファンには非常に知られたモデルである。この復刻版の販売に先立って、実機を借りることができたので、僭越ながら見たまま触ったままの感想について皆様に共有させていただく。

結論から言ってしまえば、ポップな1970年代らしいデザインが刺激的で、中身も信頼できるムーブメントを積んでおり、10気圧防水と実用性は十分。ルパン三世のファンの方はもちろんであるが、そうでない方々、特に手頃な価格で人と被らず、濃密なストーリーを秘めた確かなブランド・モデルをお求めの方に、ぜひ検討してほしい1本であると言える。

なぜそう思ったのか、ぜひこのまま読み進めていっていただきたい。少々長くなってしまったが、他のどのレビューよりもこのモデルをディープに掘り下げているため、きっと納得してもらえると信じている。

イエマ ミーングラフ
イエマ「ミーングラフ スーパー ジャパンリミテッドエディション」Ref.YMEAN24JP-AA33LS
自動巻き(Cal.ETA7753)。2万8800振動/時。パワーリザーブ約48時間。SSケース(直径39mm、厚さ16mm)。100m防水。日本限定500本。39万6000円(税込み)。

『ルパン三世』を知っているか
さて、時計のレビューの前に、本作を理解するにあたって切っても切り離せない重要なファクター、『ルパン三世』について、まずは少しばかりお付き合い願いたい。

モンキー・パンチ原作の国民的アニメである『ルパン三世』は、2024年現在まで大きく分けて6期のアニメ放映がなされているが、最重要と位置付けられるものは、最も原作に近く冒険的であったファーストシリーズ、そしてよりコミカルにアレンジされ、ルパン、次元大介、石川五ェ門、峰不二子のレギュラーメンバーが固定され現代まで続く『ルパン三世』のイメージを決定付けたセカンドシリーズであろう。この頃は宮崎駿が制作に参画していた回もあり、『ルパン三世 カリオストロの城』や『天空の城ラピュタ』などの映画と共通のモチーフを見つけることができる。

ファーストシリーズではルパンは緑色のジャケット、セカンドシリーズでは赤のジャケットを着ていたことをご記憶の方もいるだろう。

ファーストシリーズの記念すべき第1話『ルパン三世 ルパンは燃えているか・・・・?!』が放送されたのが1971年10月24日。ルパン帝国の敵対組織であるスコーピオンがルパンを消すため、巨費を投じて建設した東洋一のレース場、飛騨スピードウェイが舞台であった。スコーピオンのボスはここで開催する偽レース「飛騨グランプリ」にルパンを招き、数々の罠を仕掛け、始末しようと画策する。ルパンは「フェラーリ(劇中ではフェラリーと発音)312B」で参戦するが、そんなルパンを捕まえるべく参戦した銭形警部が、「ロータス72」を駆ってぴったりルパンを追うのであった。

ルパンはレース中、スコーピオンの本部を殲滅し捕らわれた不二子を救うべく、銭形に気付かれないよう完璧なタイミングで、ルパンと同じレーサースーツで同じ車に乗った次元大介と入れ替わり、しばらく次元がルパンの身代わりとなってレースを走る。この時に次元と入れ替わるためのタイミングを合わせる必要があり、次元はゼニスの「エル・プリメロ」、そしてルパン三世は今回レビューする時計のオリジナルであるイエマ「ミーングラフ スーパー」のクロノグラフを使って時間を計測し、絶妙なタイミングで車ごと入れ替わったのであった。

まさにこの瞬間が、ルパンの時計が明確に表現された、記念すべき瞬間だったのだ。

なお、この回はTMSアニメの公式Youtubeチャンネルから無料で視聴が可能であるため、ぜひご覧いただきたい。ミーングラフ スーパーが登場するのは、10:50秒あたりである。

ルパン三世の時計が特定された経緯
劇中に登場する車は、すべてモデルが存在する。上記2種の他にも、スコーピオン構成員が乗る「ブラバムBT34」、ボスが乗る「メルセデス・ベンツW108」、次元が潜んでいた「トラック MAN F7」、等々。

50万円以下の予算で購入可能なドレスウォッチを紹介する。

手頃な価格帯で楽しむ、気品あふれるドレスウォッチ
ビジネスシーンやフォーマルシーンで活躍するドレスウォッチ。スーパーコピー代引きその定義は明確でないものの、シンプルなダイアルや薄型のケースなど、ミニマルなデザインを有するモデルを指すことが多い。さらに狭義となると、2針であることや貴金属製ケースを採用していることが求められ、特にハイエンドなブランドでは、ドレスウォッチがブランドの顔となっている場合も珍しくはない。ドレスウォッチは、シンプルゆえにブランドの哲学が如実に表れるジャンルでもあるのだ。

とはいえ、比較的手頃な価格帯で楽しむことができるドレスウォッチも少なくない。かつてのドレスウォッチは繊細で取り扱いに注意の必要なものが多かったが、昨今の時計製造技術の進歩によって、普段使いにも申し分ない実用性を備えたドレスウォッチが普及してきた。今回は、数あるドレスウォッチの中から、50万円以下の予算で購入可能なモデルを5つ紹介する。

ロンジン「ロンジン マスターコレクション」Ref.L2.843.4.73.2

ロンジン「ロンジン マスターコレクション」Ref.L2.843.4.93.2
控えめな価格でありながら、掘り込んだアラビア数字インデックスやサンドブラスト仕上げのシルバーダイアルなど、凝った意匠を多く取り入れたモデル。実用性に優れたムーブメントによって、日常使いにも適している。自動巻き(Cal.L893)。26石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約72時間。SSケース(直径38.5mm、厚さ10.2mm)。3気圧防水。37万8400円(税込み)。(問)ロンジン Tel.03-6254-7350
クラシカルなデザインが魅力の正統派ドレスウォッチ。「ロンジン マスターコレクション」にはいくつかのバリエーションが存在するが、今回紹介するモデルはスモールセコンドを搭載し、優雅なアラビア数字インデックスを配したモデルだ。このインデックスは最新のCNCマシンによって彫り込まれ、シャープな仕上がりを見せる。12時位置に配された筆記体のブランドロゴ、ふっくらとしたリーフ型のブルースティール針など、シンプルなダイアルながら、見どころは多岐にわたる。

直径38.5mmのケースは、短めのラグを組み合わせることでコンパクトに仕上がっている。厚みを抑えていることに加え、全面をポリッシュ仕上げで統一することで、ドレッシーな印象だ。ケースバックからは、ロンジン専用に開発された機械式自動巻きムーブメント、Cal.L893を鑑賞することができる。このムーブメントは、耐磁性に優れるシリコン製ヒゲゼンマイを採用し、約72時間のロングパワーリザーブを備えている。

ノモス グラスヒュッテ「タンジェント」Ref.139
ノモス グラスヒュッテ タンジェント
ノモス グラスヒュッテ「タンジェント」Ref.139
ミニマルなデザインのダイアルに薄型ケースを組み合わせた、ドイツ製ドレスウォッチ。手巻きムーブメントは、主ゼンマイを巻き上げる楽しみも味わうことができる。自動巻き(Cal.アルファ)。17石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約43時間。SSケース(直径35mm、厚さ6.6mm)。3気圧防水。37万1800円(税込み)。(問)大沢商会 Tel.03-3527-2682
バウハウスの理念を受け継いだ、ミニマルなデザインのドレスウォッチを多く手掛けるノモス。その代表的なシリーズが、「タンジェント」だ。亜鉛めっきによる白銀仕上げのダイアルには、バーインデックスとアラビア数字インデックスが並び、ブルースティールの時分針とともに、簡潔に時刻を示す。6時位置には、スモールセコンドが静かに時を刻む。

本作のケースサイズは直径35mm。そのほか、33mmや38mmケースのモデルもラインナップしており、手首のサイズや好みに合わせて選択することが可能だ。シリンダー型のミドルケースからは細身のラグが伸び、ホーウィン社のシェルコードバンを用いたストラップへとつながっている。

ドレスウォッチらしいケースの薄さも本作の特徴だ。この薄さを実現しているのは、内部に搭載された手巻きムーブメントのCal.アルファ。シースルーバックからは、受けに施されたストライプ装飾やブルーのスクリュー、振動するテンプや巻き上げる度にカチカチと動くコハゼを鑑賞することができる。

シチズン「エコ・ドライブ ワン」AQ5012-14A

シチズン「エコ・ドライブ ワン」Ref.AQ5012-14A
薄くエレガントな、往年のドレスウォッチらしさを体現した光発電クォーツムーブメント搭載モデル。ダイアルの素材には和紙が用いられ、繊細な表情の変化を楽しむことができる。光発電クォーツ。SSケース(直径36.6mm、厚さ4.5mm)。日常生活用防水。35万2000円(税込み)。(問)シチズンお客様時計相談室 Tel.0120-78-4807
厚さわずか1mmの光発電エコ・ドライブムーブメントを搭載した、「エコ・ドライブ ワン」。本作は、その中でも特に華やかな、パーティシーンにもふさわしいモデルだ。6時位置にスモールセコンドを配したクラシカルなレイアウトのダイアルは、日本の伝統工芸「土佐和紙典具帖紙(とさわしてんぐじょうし)」を用いたもの。光の当たり具合によって表情を変える様子を楽しむことができる。

厚さ4.5mmのステンレススティールケースには、独自の表面処理であるデュラテクトピンクを施すことで耐傷性が高められている。シャツの袖口に収まるサイズ感は、往年のドレスウォッチにも通じる。さらに、手首に沿うようにケースバックをわずかにカーブさせ、装着感を向上させるなど、徹底したユーザーフレンドリーなデザインが盛り込まれていること魅力だ。

ストラップはフォーマルシーンにもふさわしいワニ革製。プッシュボタンによって開閉する三つ折れ式のフォールディングバックルが装着されており、簡単に腕への着け外しをすることができる。

ユンハンス「フォームA」Ref.027 4730 00
フォーム A
ユンハンス「フォーム A」Ref.027 4730 00
判読性に優れた明解なダイアルを採用した、シンプルなドレスウォッチ。「フォームA」には、バーインデックスのモデルやブルーダイアルのモデルもラインナップされている。自動巻き(Cal.J800.2)。SSケース(直径39.3mm)。50m防水。18万8100円(税込み)。(問)ユーロパッション Tel.03-5295-0411
1861年にドイツ・シュランベルクで創業した時計ブランド、ユンハンス。同社が展開する「フォームA」は、機械式自動巻きムーブメントを搭載したシンプルな3針ウォッチだ。フォームコレクションには、クォーツ式クロノグラフムーブメントを搭載した「フォームC」や、電波受信機能を備えた「フォーム メガ」などのラインナップが存在する。

フォームAのRef.027 4730 00は、シンプルなデザインが魅力のモデルだ。ホワイトのダイアルには読み取りやすいフォントのアラビア数字インデックスが並び、3時位置には日常使いで便利な日付表示が配されている。バータイプの時分針にはスーパールミノバが塗布され、暗所でもおおよその時間を読み取ることが可能だ。

ケースはステンレススティール製。風防には優れた硬度を誇るサファイアクリスタルを採用し、ケースバックには着色ミネラルクリスタルが取り付けられている。

ステッチの無いカーフレザーストラップを組み合わせ、ミニマルなデザインを強調している。

チューダー「1926」Ref.M91450-0006

チュードル時計コピー 代引き「1926」Ref.M91450-0006
ブランドが創設された1926年に由来するコレクションが、「1926」だ。クラシカルなデザインながら、幅広いシーンでも安心して使える高い実用性を備えている。自動巻き(Cal.T601)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。SSケース(直径36mm、厚さ9.2mm)。100m防水。28万1600円(税込み)。(問)日本ロレックス / チューダー Tel.0120-929-570
ブランド創設年をその名に関する「1926」。「ブラックベイ」をはじめとするスポーツウォッチを多く手掛けるチューダーにおける、貴重なドレスウォッチコレクションだ。エンボス加工によるハニカムパターンのシルバーダイアルに、ゴールドカラーのインデックスと針を組み合わせ、華やかに仕上げている。3時位置には日付表示を配し、実用性も確保されている。

ケース直径36mm、厚さ9.2mmという小径薄型のケースは、ドレスウォッチとしては珍しく、ねじ込み式リュウズによる100mもの防水性を備えている。実用時計を作り慣れたチューダーらしい、普段使いしやすいスペックが魅力だ。ムーブメントは、汎用機をベースとしたCal.T601を搭載する。ストラップは、フォールディングバックルを装着したブラウンのレザー製。

1926は、ケースサイズやダイアルカラー、ベルトの仕様など、豊富なバリエーションがそろっていることも魅力のひとつだ。好みに合わせた1本を選ぶことができるほか、ペアウォッチとしてパートナーとおそろいにすることもできる。