イエマ渾身の復刻モデル「ミーングラフ スーパー」は、

そらぽん氏はヴィンテージウォッチを中心とした時計コレクターである。特に、イエマが製造してきた「ミーングラフ」に一家言持っており、今も複数本を所有している。2024年、そのイエマがアニメ『ルパン三世』でも登場したクロノグラフウォッチ「ミーングラフ スーパー」を復刻。そこで『クロノス日本版』編集部は、「日本で最もミーングラフを知り尽くす男」と言うべきそらぽん氏に、この復刻モデルの着用レビューを依頼した。豊富な知識とミーングラフ愛にあふれた独自の視点から、彼がこのモデルを丁寧にひもといていく。

ルパン三世も愛した、イエマ「ミーングラフ スーパー」の復刻モデルを着用レビュー
1970年代にイエマが販売したクロノグラフウォッチ「ミーングラフ スーパー」が、リシャールミル スーパーコピー代引き 優良サイトついに自動巻きの機械式ムーブメントを搭載した腕時計として復刻された。本作はアニメ『ルパン三世』ファーストシリーズの、第1話でルパン三世が手首に巻いていた腕時計として、日本のルパン三世ファンには非常に知られたモデルである。この復刻版の販売に先立って、実機を借りることができたので、僭越ながら見たまま触ったままの感想について皆様に共有させていただく。

結論から言ってしまえば、ポップな1970年代らしいデザインが刺激的で、中身も信頼できるムーブメントを積んでおり、10気圧防水と実用性は十分。ルパン三世のファンの方はもちろんであるが、そうでない方々、特に手頃な価格で人と被らず、濃密なストーリーを秘めた確かなブランド・モデルをお求めの方に、ぜひ検討してほしい1本であると言える。

なぜそう思ったのか、ぜひこのまま読み進めていっていただきたい。少々長くなってしまったが、他のどのレビューよりもこのモデルをディープに掘り下げているため、きっと納得してもらえると信じている。

イエマ ミーングラフ
イエマ「ミーングラフ スーパー ジャパンリミテッドエディション」Ref.YMEAN24JP-AA33LS
自動巻き(Cal.ETA7753)。2万8800振動/時。パワーリザーブ約48時間。SSケース(直径39mm、厚さ16mm)。100m防水。日本限定500本。39万6000円(税込み)。

『ルパン三世』を知っているか
さて、時計のレビューの前に、本作を理解するにあたって切っても切り離せない重要なファクター、『ルパン三世』について、まずは少しばかりお付き合い願いたい。

モンキー・パンチ原作の国民的アニメである『ルパン三世』は、2024年現在まで大きく分けて6期のアニメ放映がなされているが、最重要と位置付けられるものは、最も原作に近く冒険的であったファーストシリーズ、そしてよりコミカルにアレンジされ、ルパン、次元大介、石川五ェ門、峰不二子のレギュラーメンバーが固定され現代まで続く『ルパン三世』のイメージを決定付けたセカンドシリーズであろう。この頃は宮崎駿が制作に参画していた回もあり、『ルパン三世 カリオストロの城』や『天空の城ラピュタ』などの映画と共通のモチーフを見つけることができる。

ファーストシリーズではルパンは緑色のジャケット、セカンドシリーズでは赤のジャケットを着ていたことをご記憶の方もいるだろう。

ファーストシリーズの記念すべき第1話『ルパン三世 ルパンは燃えているか・・・・?!』が放送されたのが1971年10月24日。ルパン帝国の敵対組織であるスコーピオンがルパンを消すため、巨費を投じて建設した東洋一のレース場、飛騨スピードウェイが舞台であった。スコーピオンのボスはここで開催する偽レース「飛騨グランプリ」にルパンを招き、数々の罠を仕掛け、始末しようと画策する。ルパンは「フェラーリ(劇中ではフェラリーと発音)312B」で参戦するが、そんなルパンを捕まえるべく参戦した銭形警部が、「ロータス72」を駆ってぴったりルパンを追うのであった。

ルパンはレース中、スコーピオンの本部を殲滅し捕らわれた不二子を救うべく、銭形に気付かれないよう完璧なタイミングで、ルパンと同じレーサースーツで同じ車に乗った次元大介と入れ替わり、しばらく次元がルパンの身代わりとなってレースを走る。この時に次元と入れ替わるためのタイミングを合わせる必要があり、次元はゼニスの「エル・プリメロ」、そしてルパン三世は今回レビューする時計のオリジナルであるイエマ「ミーングラフ スーパー」のクロノグラフを使って時間を計測し、絶妙なタイミングで車ごと入れ替わったのであった。

まさにこの瞬間が、ルパンの時計が明確に表現された、記念すべき瞬間だったのだ。

なお、この回はTMSアニメの公式Youtubeチャンネルから無料で視聴が可能であるため、ぜひご覧いただきたい。ミーングラフ スーパーが登場するのは、10:50秒あたりである。

ルパン三世の時計が特定された経緯
劇中に登場する車は、すべてモデルが存在する。上記2種の他にも、スコーピオン構成員が乗る「ブラバムBT34」、ボスが乗る「メルセデス・ベンツW108」、次元が潜んでいた「トラック MAN F7」、等々。

50万円以下の予算で購入可能なドレスウォッチを紹介する。

手頃な価格帯で楽しむ、気品あふれるドレスウォッチ
ビジネスシーンやフォーマルシーンで活躍するドレスウォッチ。スーパーコピー代引きその定義は明確でないものの、シンプルなダイアルや薄型のケースなど、ミニマルなデザインを有するモデルを指すことが多い。さらに狭義となると、2針であることや貴金属製ケースを採用していることが求められ、特にハイエンドなブランドでは、ドレスウォッチがブランドの顔となっている場合も珍しくはない。ドレスウォッチは、シンプルゆえにブランドの哲学が如実に表れるジャンルでもあるのだ。

とはいえ、比較的手頃な価格帯で楽しむことができるドレスウォッチも少なくない。かつてのドレスウォッチは繊細で取り扱いに注意の必要なものが多かったが、昨今の時計製造技術の進歩によって、普段使いにも申し分ない実用性を備えたドレスウォッチが普及してきた。今回は、数あるドレスウォッチの中から、50万円以下の予算で購入可能なモデルを5つ紹介する。

ロンジン「ロンジン マスターコレクション」Ref.L2.843.4.73.2

ロンジン「ロンジン マスターコレクション」Ref.L2.843.4.93.2
控えめな価格でありながら、掘り込んだアラビア数字インデックスやサンドブラスト仕上げのシルバーダイアルなど、凝った意匠を多く取り入れたモデル。実用性に優れたムーブメントによって、日常使いにも適している。自動巻き(Cal.L893)。26石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約72時間。SSケース(直径38.5mm、厚さ10.2mm)。3気圧防水。37万8400円(税込み)。(問)ロンジン Tel.03-6254-7350
クラシカルなデザインが魅力の正統派ドレスウォッチ。「ロンジン マスターコレクション」にはいくつかのバリエーションが存在するが、今回紹介するモデルはスモールセコンドを搭載し、優雅なアラビア数字インデックスを配したモデルだ。このインデックスは最新のCNCマシンによって彫り込まれ、シャープな仕上がりを見せる。12時位置に配された筆記体のブランドロゴ、ふっくらとしたリーフ型のブルースティール針など、シンプルなダイアルながら、見どころは多岐にわたる。

直径38.5mmのケースは、短めのラグを組み合わせることでコンパクトに仕上がっている。厚みを抑えていることに加え、全面をポリッシュ仕上げで統一することで、ドレッシーな印象だ。ケースバックからは、ロンジン専用に開発された機械式自動巻きムーブメント、Cal.L893を鑑賞することができる。このムーブメントは、耐磁性に優れるシリコン製ヒゲゼンマイを採用し、約72時間のロングパワーリザーブを備えている。

ノモス グラスヒュッテ「タンジェント」Ref.139
ノモス グラスヒュッテ タンジェント
ノモス グラスヒュッテ「タンジェント」Ref.139
ミニマルなデザインのダイアルに薄型ケースを組み合わせた、ドイツ製ドレスウォッチ。手巻きムーブメントは、主ゼンマイを巻き上げる楽しみも味わうことができる。自動巻き(Cal.アルファ)。17石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約43時間。SSケース(直径35mm、厚さ6.6mm)。3気圧防水。37万1800円(税込み)。(問)大沢商会 Tel.03-3527-2682
バウハウスの理念を受け継いだ、ミニマルなデザインのドレスウォッチを多く手掛けるノモス。その代表的なシリーズが、「タンジェント」だ。亜鉛めっきによる白銀仕上げのダイアルには、バーインデックスとアラビア数字インデックスが並び、ブルースティールの時分針とともに、簡潔に時刻を示す。6時位置には、スモールセコンドが静かに時を刻む。

本作のケースサイズは直径35mm。そのほか、33mmや38mmケースのモデルもラインナップしており、手首のサイズや好みに合わせて選択することが可能だ。シリンダー型のミドルケースからは細身のラグが伸び、ホーウィン社のシェルコードバンを用いたストラップへとつながっている。

ドレスウォッチらしいケースの薄さも本作の特徴だ。この薄さを実現しているのは、内部に搭載された手巻きムーブメントのCal.アルファ。シースルーバックからは、受けに施されたストライプ装飾やブルーのスクリュー、振動するテンプや巻き上げる度にカチカチと動くコハゼを鑑賞することができる。

シチズン「エコ・ドライブ ワン」AQ5012-14A

シチズン「エコ・ドライブ ワン」Ref.AQ5012-14A
薄くエレガントな、往年のドレスウォッチらしさを体現した光発電クォーツムーブメント搭載モデル。ダイアルの素材には和紙が用いられ、繊細な表情の変化を楽しむことができる。光発電クォーツ。SSケース(直径36.6mm、厚さ4.5mm)。日常生活用防水。35万2000円(税込み)。(問)シチズンお客様時計相談室 Tel.0120-78-4807
厚さわずか1mmの光発電エコ・ドライブムーブメントを搭載した、「エコ・ドライブ ワン」。本作は、その中でも特に華やかな、パーティシーンにもふさわしいモデルだ。6時位置にスモールセコンドを配したクラシカルなレイアウトのダイアルは、日本の伝統工芸「土佐和紙典具帖紙(とさわしてんぐじょうし)」を用いたもの。光の当たり具合によって表情を変える様子を楽しむことができる。

厚さ4.5mmのステンレススティールケースには、独自の表面処理であるデュラテクトピンクを施すことで耐傷性が高められている。シャツの袖口に収まるサイズ感は、往年のドレスウォッチにも通じる。さらに、手首に沿うようにケースバックをわずかにカーブさせ、装着感を向上させるなど、徹底したユーザーフレンドリーなデザインが盛り込まれていること魅力だ。

ストラップはフォーマルシーンにもふさわしいワニ革製。プッシュボタンによって開閉する三つ折れ式のフォールディングバックルが装着されており、簡単に腕への着け外しをすることができる。

ユンハンス「フォームA」Ref.027 4730 00
フォーム A
ユンハンス「フォーム A」Ref.027 4730 00
判読性に優れた明解なダイアルを採用した、シンプルなドレスウォッチ。「フォームA」には、バーインデックスのモデルやブルーダイアルのモデルもラインナップされている。自動巻き(Cal.J800.2)。SSケース(直径39.3mm)。50m防水。18万8100円(税込み)。(問)ユーロパッション Tel.03-5295-0411
1861年にドイツ・シュランベルクで創業した時計ブランド、ユンハンス。同社が展開する「フォームA」は、機械式自動巻きムーブメントを搭載したシンプルな3針ウォッチだ。フォームコレクションには、クォーツ式クロノグラフムーブメントを搭載した「フォームC」や、電波受信機能を備えた「フォーム メガ」などのラインナップが存在する。

フォームAのRef.027 4730 00は、シンプルなデザインが魅力のモデルだ。ホワイトのダイアルには読み取りやすいフォントのアラビア数字インデックスが並び、3時位置には日常使いで便利な日付表示が配されている。バータイプの時分針にはスーパールミノバが塗布され、暗所でもおおよその時間を読み取ることが可能だ。

ケースはステンレススティール製。風防には優れた硬度を誇るサファイアクリスタルを採用し、ケースバックには着色ミネラルクリスタルが取り付けられている。

ステッチの無いカーフレザーストラップを組み合わせ、ミニマルなデザインを強調している。

チューダー「1926」Ref.M91450-0006

チュードル時計コピー 代引き「1926」Ref.M91450-0006
ブランドが創設された1926年に由来するコレクションが、「1926」だ。クラシカルなデザインながら、幅広いシーンでも安心して使える高い実用性を備えている。自動巻き(Cal.T601)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。SSケース(直径36mm、厚さ9.2mm)。100m防水。28万1600円(税込み)。(問)日本ロレックス / チューダー Tel.0120-929-570
ブランド創設年をその名に関する「1926」。「ブラックベイ」をはじめとするスポーツウォッチを多く手掛けるチューダーにおける、貴重なドレスウォッチコレクションだ。エンボス加工によるハニカムパターンのシルバーダイアルに、ゴールドカラーのインデックスと針を組み合わせ、華やかに仕上げている。3時位置には日付表示を配し、実用性も確保されている。

ケース直径36mm、厚さ9.2mmという小径薄型のケースは、ドレスウォッチとしては珍しく、ねじ込み式リュウズによる100mもの防水性を備えている。実用時計を作り慣れたチューダーらしい、普段使いしやすいスペックが魅力だ。ムーブメントは、汎用機をベースとしたCal.T601を搭載する。ストラップは、フォールディングバックルを装着したブラウンのレザー製。

1926は、ケースサイズやダイアルカラー、ベルトの仕様など、豊富なバリエーションがそろっていることも魅力のひとつだ。好みに合わせた1本を選ぶことができるほか、ペアウォッチとしてパートナーとおそろいにすることもできる。

オメガからリリースされた、「シーマスター アクアテラ」のターコイズカラー文字盤。

オメガの最新「シーマスター アクアテラ」はターコイズカラーを使った文字盤
2025年1月、オメガの「シーマスター アクアテラ」に、新しいモデルが加わった。文字盤が、ターコイズカラーからブラックへとグラデーションする、独創的な新作である。

直径41mmケースと直径38mmケースの2種類が展開されており、今回後者の、38mm径のモデルを着用することができたので、本記事でレビューしていく。

オメガ シーマスター アクアテラ
オメガ「シーマスター アクアテラ 150m シェード」Ref.220.10.38.20.03.005
自動巻き(Cal.8800)。2万5200振動/時。パワーリザーブ約55時間。SSケース(直径38mm、厚さ12.3mm)。150m防水。102万3000円(税込み)。

“サマーブルー”に続くグラデーション文字盤の快作!
近年の時計業界では、外装技術の進化が著しい。特に分かりやすいのが、オメガスーパーコピー代引き文字盤の“色”だ。ブラックやホワイト、ブルーといった単色のみならず、中間色やグラデーションカラーを採用したり、繊細な装飾にこういったさまざまなカラーを与えたりと、色を使った表現によって、各社は文字通り「多彩」な文字盤を打ち出している。

同一コレクションの中で多数のバリエーションを展開することで、幅広いユーザーにリーチしてきたオメガであればこそ、この昨今の「文字盤競争」においても、他社から頭ひとつ抜きんでているのはうなずける。先日、オメガのレディースウォッチについての記事を公開しており(オメガの人気レディースモデルから、広報担当者がおすすめを厳選。時計女子に買ってほしい1本はこれだ!)、この記事の中でも言及しているが、広報担当者から「オメガは、例えば同じ青であっても、トーンが同じではないから文字盤色の呼び名を変える」と聞いたことが、とても強く印象に残った。

そんなオメガが打ち出したターコイズカラー文字盤が、悪かろうはずもない。実際プレスリリースを見た時は心が躍ったし、実機を見て、いっそうそのデザインの虜になった(オメガの広報画像は実機とそこまで変わらないように思うものの、やはり腕時計全体として実機を見ると、良さが直に伝わる)。

中央の明るいターコイズカラーから、徐々に暗くなり、外周はブラックに染められたグラデーション文字盤。グレーPVD加工によるインデックスやブラックのカレンダーディスク、ミニッツトラックの淡いターコイズカラーが調和して、他社のグラデーションカラー文字盤とは異なるキャラクターを確立している。ホワイトは蓄光塗料であるスーパールミノヴァのため、暗所での視認性も確保されている。ちなみにレビュー期間中にwebChronosのSNSにこのモデルをアップしたところ、読者から「ターコイズ1色にしなかったので、ビジネスシーンでも使えそう」というコメントをもらった。確かにブラックやグレーが使われることで、ターコイズというともすれば奇抜なカラーリングであるにもかかわらず、やわらかな印象となっている。
この文字盤が特別なのは、ただターコイズカラーが使われているというのではなく、徐々にブラックへとグラデーションさせられている点だ。ラッカーで表現されたこのグラデーションに不自然さはなく、かつ表面は歪みがまったくなくフラットで、オメガの文字盤製造の腕前が感じられる要素となっている。

オメガのグラデーションの妙は、2023年、「シーマスター」誕生75周年を記念して打ち出された“サマーブルー”エディションで、すでにご存じの読者もいるだろう。このサマーブルーエディションの出来栄えも見事なものであり、本作はこのエディションに続く快作と言える。ちなみにサマーブルーエディションでは防水性に由来した海の深度が文字盤で表現された。このターコイズカラーも、海からインスピレーションを得ているのだという。

文字盤を斜め下から見ると、インデックスの立体感がよく分かる。オメガのロゴも立体的。こういったパーツの立体感は、丁寧に面取りされていることと相まって、腕時計に高級感を出してくれる。
本作の文字盤はポリッシュされており、しかしツヤが強くなく、またシーマスター アクアテラによく見られるサンレイ仕上げが施されていないため、落ち着いた印象を与える。この印象には、グレーPVDによるインデックスや針、ブラックのカレンダーディスクも一役買っている。ちなみにこのグレーはかなり濃く、画像や実機を見た時はブラックかと思った。

立体的で十分な大きさの針・インデックスは判読性にも優れており、強い光源下でも見にくいと感じることはなかった。

腕時計のジェンダーレス化の最先端
以前、「シーマスター アクアテラ シェード」を着用レビューした(“良い腕時計”を所有する愉しみ。オメガ「シーマスター アクアテラ シェード 38mm」を着用レビュー)。この“シェード”は今回のレビューモデルと外装が共通している部分が多く、ケース径は同じ38mm。ブレスレットも、これまでシーマスター アクアテラではおなじみであった幅広のものより細かく、丸形のコマが連なったタイプとなっている。

コマが小さいとドレッシーに見せてくれる効果がある。ポリッシュ仕上げの面積が大きいので手元でキラキラと輝き、文字盤とともに、仕事中などでもついつい目を奪われてしまうディテールのひとつとなっている。
そのため本作のケース径は、女性で、かつ手首回り14.7cmの自分にとってはやや大きく、厚みも重量もそれなりにあるにもかかわらず、すこぶる装着感が良いということは予想できていた。そして今回も着用中、ほとんどストレスを感じなかった。

8コマ抜いた状態でも重量は120gであったため、最初のうちは重いと感じたものの、すぐに慣れた。一般的に自分自身の手首幅よりも大きく、厚みを持ったケースは、小径薄型ウォッチと比較して着用感は悪くなる。しかし本作、というかオメガの腕時計の多くは全長が短く(本作は44.9mm)、またヘッドが重くともブレスレットも重量を持たせることでバランスが取れているため、着け心地がよいのだ。こういった装着感が考えられた設計にも、「やっぱりオメガはすごいよ」と思わされる。なお、さらに以前、41mm径の「シーマスター ダイバー300M パリ2024」を着用したことがある。自分にとってはかなり大きいサイズのこのモデルも、快適に身に着けられたことを記しておく。

自動巻きムーブメントを搭載しているということもあり、ケースバックは厚みを持つ。そのため若干手首から浮いているが、手首回りのサイズにピッタリ合わせれば着用中にヘッドが振られるなどせず、ほとんど気にならなかった。
コマが小さいので、手首回りピッタリのサイズに合わせやすいことも、優れた装着感に寄与している。ちなみにブレスレットから外せるコマが結構あるのもミソ。私は着用時、8コマ外してもらったが、まだあと8コマ外せるようになっており、かなり手首の細いユーザーにも対応してくれるだろう。

このサイズに関して驚かされたのが、バックルに微調整機能が付加されていたということだ。特許を取得したコンフォートリリース調整機構だ。

バックルを開くと「L」「S」と印字されたパーツがあり、そのパーツのサイドに取り付けられたつまみを押してスライドさせる仕様。このスライド時にひっかかりはなく、さすがオメガ、パーツの加工精度が高い。
一見すると、普通のバックル。しかし実は、開いた板の部分に、スライド式に動くコンフォートリリース機構が搭載されており、工具なしで微調整を行うことが可能なのだ。微調整機構は手首がむくんでブレスレットがきつくなってきた時に少し緩める、など、便利な反面、搭載するとバックルが厚みを持ちやすくなる。しかしオメガはこの機構を、厚みや見た目を大きく変えずに備えているのだ。オメガウォッチの「装着」に関する実用性は、さらに高まったと言えるだろう。

このように、幅広い手首サイズのユーザーに寄り添った設計の本作は、“腕時計のジェンダーレス化”の最先端をいくように思う。

男性ユーザーが多い時計市場で、かつて女性向けのモデルというと小型なクォーツウォッチがシェアのほとんどを占めていた。「大きいサイズの機械式時計が好き」といった女性は、その選択肢の狭さに苦労したかもしれない。逆もまたしかりで、「小型なケースサイズの腕時計が欲しいけど、選択肢がレディースモデルになってしまう」といった経験をした男性もいるだろう。しかし近年、腕時計の世界にもジェンダーレス化の波が来ていると感じる。同じコレクションでケースサイズのバリエーションに幅を持たせたり、男女どちらも使いやすいデザインを採用したりといったブランドが出てきているのだ。

そんな中でオメガは、ただサイズを小型化したりバリエーションを増やしたりするにとどまらず、男女問わず心地よく身に着けられる設計の腕時計を製造している。オメガは特に「ユニセックス」とうたっているわけではないためこの意図のありなしは分からないものの、同ブランドの製品は間違いなく女性も男性も選択しやすい腕時計であり、ジェンダーレスの波においても、一歩先に進んでいると感じる。

搭載するムーブメントはCal.8800。パワーリザーブ約55時間と、現代においては決して長くはないものの実用的な範囲だ。精度はきちんと実測していないが、1日少し経過した時点で-1秒もズレていなかった。マスター クロノメーター認定のため、磁気帯びの心配もない。

分かっちゃいたけど、やっぱりすごい!
2025年1月にリリースされた、オメガの「シーマスター アクアテラ」ターコイズカラー文字盤を着用レビューした。

オメガのシーマスターは何度か着用させてもらっているし、これまで他の製品も多数見てきた。だから、このブランドの腕時計の完成度が高いことは理解しているつもりだ。しかし分かっちゃいても「やっぱりすごい!」と快哉を叫ばずにいられないほど、本作は独創的で、優美な文字盤を備えていた。

同時に、オメガの、多彩なバリエーションを用意することで幅広いユーザーのニーズに応える戦略も知ってはいたものの、一般的なメンズサイズのモデルであっても手首幅に大きく左右されない装着感を追求する姿勢は、近年の時計業界のジェンダーレス化の波において、最先端をいくことも本作によって気付かされた。

「男女問わずオススメです」。やや陳腐だけど実は結構難しいこの表現。シーマスター アクアテラなら、文句なしに使えるだろう。

ロンジンが2025年に発表した新作時計を、まとめて紹介する。

2025年 ロンジンの新作時計を一挙紹介!

ロンジンは自社の過去の名作に範を取った腕時計によって、スーパーコピーブランド Nランク代金引換専門店時計愛好家から高い人気を得ている時計ブランドだ。今年も、そんな名作から着想を得つつ、モダンな意匠をまとったモデルが登場するほか、スポーツウォッチコレクションの「コンクエスト」から幅広いユーザーにリーチする新たなバリエーションもラインナップされている。

1968年のダイバーズウォッチから着想を得た「ウルトラ-クロン カーボン」
2022年に発表されたロンジンの「ウルトラ-クロン」に、カーボンケースをまとった新作が加わった。ウルトラ-クロンのオリジナルは、1968年に誕生した同社初の毎秒10振動ムーブメントを搭載したダイバーズウォッチである。新作モデルでは、特徴的なクッション型のケースだけではなく、ムーブメントの振動数も忠実に再現されていることが特徴だ。

今回の新作では、ミドルケースにカーボン、ベゼルとケースバック、リュウズにはチタンを採用している。軽量かつ耐食性に優れたカーボンとチタンは、ダイバーズウォッチとの親和性も高い素材だ。

2022年のステンレススティールケースモデルとは異なり、オールブラックのカラーリングで仕上げられていることも特徴。色彩の変化が少ない分、カーボン製ミドルケースのマーブル模様やファブリックストラップの無骨な生地感など、素材ごとの違いに着目しやすい。ベゼルには目盛りの入ったアルミニウム製インサートが取り付けられているが、回転機構は備わっていない。

搭載するムーブメントは、機械式自動巻きのCal.L836.6。毎秒10振動のハイビートでありながらも約52時間のパワーリザーブを確保し、シリコン製ヒゲゼンマイによって耐磁性も高められている。

ロンジン「ウルトラ-クロン カーボン」Ref.L2.839.4.52.2
自動巻き(Cal.L836.6)。25石。3万6000振動/時。パワーリザーブ約52時間。Ti×カーボンケース(直径43mm、厚さ14mm)。30気圧防水。75万6800円(税込み)。

「コンクエスト」に38mm径と41mm径モデルが登場
ロンジンのスポーツウォッチとして長年親しまれてきた「コンクエスト」が、2024年にリニューアルを遂げた。コンクエストは1954年に登場したコレクションであり、同社の自動巻きモデル黎明期を飾った実用機だ。そのデザインは、現行の「コンクエスト ヘリテージ」に受け継がれている。対して現行のコンクエストでは、初代モデルの特徴でもある上品さと実用性の両立を、現代的な解釈で体現している。

そんなコンクエストの38mmケースモデルと41mmケースモデルに今年、新たなラインナップが加わった。ダイアルカラーは、ブルー、グリーン、ブラックの3種類。ダイアルと同色のラバーストラップが装着されており、アクティブなシーンでも軽快に着用することが可能だ。

ムーブメントは、ロンジン専用に開発されたCal.L888.5を搭載。シリコン製ヒゲゼンマイを搭載し、約72時間のパワーリザーブを備えた薄型の自動巻きムーブメントだ。

ロンジン コンクエスト

ロンジン「コンクエスト」
「コンクエスト」の新作には、直径38mmまたは41mmのケースサイズが新たに用意された。いずれのサイズも、ダイアルカラーのバリエーションははブルー、グリーン、ブラックの3種類となっている。自動巻き(Cal.L888.5)。21石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約72時間。SSケース(直径38mmまたは41mm、厚さ10.9mm)。10気圧防水。各30万4700円(税込み)。

「コンクエスト」30mm径のモデルもラインナップされる
コンクエストには、さらに直径30mmケースの新作も登場。ステンレススティール製のミドルケースとブレスレットに、18Kローズゴールドキャップのベゼルと18Kローズゴールド製のリュウズを組み合わせたバイカラー仕様の外装が、エレガントな印象を与える。

ダイアルは、シルバー、グリーン、ブルーのサンレイ仕上げの他、マザー・オブ・パール製の合計4種類のバリエーションが用意されている。マザー・オブ・パールダイアルのモデルのインデックスにはダイヤモンドがセットされ、より華やかさを感じさせる。いずれのモデルも6時位置に日付表示を配しており、デイリーユースにふさわしい実用性も確保されている。

小ぶりなケースサイズでありながら、本格的な機械式ムーブメントを採用していることも本作の魅力だ。Cal.L592.5は、シリコン製ヒゲゼンマイと約45時間のパワーリザーブを備え、実用性にも優れている。

ロンジン コンクエスト

ロンジン「コンクエスト」
自動巻き(Cal.L592.5)。22石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約45時間。SSケース(直径30mm、厚さ9.7mm)。10気圧防水。各46万8600円(税込み)。
ロンジン コンクエスト
ロンジン「コンクエスト」
自動巻き(Cal.L592.5)。22石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約45時間。SSケース(直径30mm、厚さ9.7mm)。10気圧防水。55万1100円(税込み)。

「ミニ ドルチェヴィータ」
ロンジンが1927年に製作したレクタンギュラーウォッチに着想を得て誕生した「ドルチェヴィータ」。その派生コレクションである「ミニ ドルチェヴィータ」に、新たなバリエーションが追加された。

新作は全部で4種類。ステンレススティールと18Kゴールドキャップのバイカラーのブレスレットを装着している。ゴールドキャップは、イエローゴールドとローズゴールドの2種類、さらにそれぞれケースへのダイヤモンドセッティングの有無によって、合計4種類の組み合わせとなっている。ブレスレットのゴールドキャップと色味を合わせた、18Kゴールド製のリュウズが採用されている。

ダイアルは、レイルウェイミニッツトラックやローマンインデックス、スモールセコンド、バトン型の時分針を組み合わせ、ロンジンスーパーコピー 代引きアールデコ様式にのっとったデザインにまとめられている。シルバーのダイアルの表面には繊細なギヨシェ装飾が施され、光を受けて煌めく様子を楽しむことが可能だ。また、日常使いに便利なクォーツムーブメントを搭載している。

ロンジン ミニ ドルチェヴィータ

ロンジン「ミニ ドルチェヴィータ」Ref.L5.200.5.70.7/L5.200.5.71.7
クォーツ。SSケース(縦29mm×横21.5mm、厚さ6.75mm)。3気圧防水。各78万9800円(税込み)。
ロンジン ミニ ドルチェヴィータ

ロンジン「ミニ ドルチェヴィータ」Ref.L5.200.5.78.7/L5.200.5.79.7
クォーツ。SSケース(縦29mm×横21.5mm、厚さ6.75mm)。3気圧防水。各113万5200円(税込み)。

ランゲの手札のなかで最も切望されている2枚のカードが、

今年はA.ランゲ&ゾーネにとって大きな年だ。ブランド誕生30周年であり、ダトグラフ誕生25周年でもある。今年、ランゲはさらに多くのイベントを用意していることだろうが、ランゲがコレクター向けに提供する最も“贅沢”な2つを組み合わせた時計、ハニーゴールド製の新作ダトグラフ・パーペチュアル・トゥールビヨン “ルーメン”の発表は特に見ものだ。典型的なランゲらしいスタイルであり、この時計は素晴らしいのだ。

Datograph Perpetual Tourbillon Lumen
ランゲのフラッグシップモデルであるダトグラフ。ランゲ&ゾーネコピー 代金引換優良サイトその誕生25周年を祝うだけでなく、2010年以来6作目となるルーメンモデルのリリースであり(厳密には、最初のリリースはルミナスと呼ばれているが、その意味はお分かりいただけるだろう)、そしてハニーゴールドを使用した14作目のランゲである。ハニーゴールドをご存じない方のために説明しておくと、これはブランドが特許を持つ独自の合金で、標準的な18Kよりも硬く、イエローゴールドとローズゴールドの中間に位置する独特の光沢と温かみのある色合いを備えている。ケースサイズは直径41.5mm×厚さ14.6mmで、過去に発表されたモデルと同じ。ケースバックのフランジが盛り上がっているため、ミドルケースが薄くなったように見える。

Datograph Perpetual Tourbillon Lumen
一方、ルーメンの名称は一目瞭然だが、その名に劣らず素晴らしい。スモーキーなコーティングが施されたサファイアクリスタル製の文字盤からは、ダトグラフ・パーペチュアル・トゥールビヨンを駆動する手作業で仕上げられたムーブメントCal.L952.4を、文字盤側から見ることができる。コーティングが施されたクリスタルの様々なパーツが紫外線にさらされると輝き、4時位置と8時位置のサブダイヤルは、この時計にパーペチュアルの名を冠しているパーペチュアル・カレンダーの関連部分をすべて表示する。左のサブダイヤルは、ランニングセコンド、曜日、デイ/ナイト表示。右側にはクロノグラフのミニッツカウンター、月、閏年の表示がある。そして、ダトグラフには欠かせない、12時位置のアウトサイズデイト表示も健在だ。これらのサブダイヤルはすべて暗闇で光り、さらにクロノグラフ針、プリントされたタキメーター、夜光ムーンフェイズも表示される。もちろん、サファイアの裏蓋からはトゥールビヨン・ケージを含むムーブメントの残りを見ることができる。

新しいダトグラフ・パーペチュアル・トゥールビヨン・ハニーゴールド・ルーメンは、限定50本(シリアルナンバー入り)で、価格は62万ドル(日本円で約9413万円)だ。

我々が思うこと
もし、ランゲがダトグラフ誕生25周年をどのように祝うかを予想しろと言われたら、これは特に私のリストの上位には入らなかっただろう。ダトグラフの新ムーブメントが発表されるかもしれないと思ったからだ。しかし、この新しいダトグラフ・パーペチュアル・トゥールビヨン・ハニーゴールド・ルーメンを見れば、文句はない。私は初めてダトグラフ・パーペチュアル・トゥールビヨンを見たときのことをはっきりと覚えている。それは本当に心に残る経験だった。

Cal.L952.2(そして現在のCal.L952.4)クロノグラフムーブメントは、伝統的な時計の構造と美学を最先端の機械加工技術と融合させ、市場で最高の手作業による仕上げによってのみ可能となる最高のものを超越した例だ。Cal.L952.4ムーブメントは、オリジナルのCal.L952.2(合計684個)よりも部品点数が45個少なくなっており、これは文字盤デザイン上のパワーリザーブ表示が廃止されたことに少なくとも一因があると考えられる。文字盤デザインは、他の永久カレンダーと比較するとやや雑然としている。しかし、文字盤の12時位置にアウトサイズデイトを配したダトグラフルックがキープされているのは大きなポイントである。

Datograph Perpetual Tourbillon
ランゲのルーメンモデルを実際に見たことは数えるほどしかない(過去14年間で950本しか製造されていない)。それらはそのデザインで大きな注目を集め、現在ではパテックのようなブランドがRef.5316/50Pでスモークサファイアの外観を利用しようとしているほどだ。同じことがハニーゴールド素材にも言えるが、そのケース素材は非常に希少であり、コレクターにとっては所有することが誇りとなっている。2010年以来、この素材を使用した時計は1585本しか製造されていない。オーデマ ピゲが最近発表したサンドゴールドのロイヤル オークは、すぐにランゲのソフトなゴールドの色調との比較を連想させた。2大ブランドがランゲに最高のお世辞を贈るという事実が、このモデルがいかに特別なものであるかを物語っている。

それ以外の感想(と画像)については、後日に譲るとして、この時計はハンズオンレビューに値するものだ。

基本情報
ブランド: A.ランゲ&ゾーネ(A. Lange & Söhne)
モデル名: ダトグラフ・パーペチュアル・トゥールビヨン・ハニーゴールド”ルーメン”(Datograph Perpetual Tourbillon Honeygold “Lumen”)
型番: 740.055FE

直径: 41.5mm
厚さ: 14.6mm
ケース素材: 18k ハニーゴールド
文字盤色: サファイアクリスタル、コーティング
インデックス: アプライドファセットアワーインデックス、夜光プリントのタキメーター、夜光付きサブダイヤル、日付ディスク
夜光: 大量
防水性能: 明記されていないが、過去モデルから考えると3気圧防水が期待できる
ストラップ/ブレスレット: 手縫いのアリゲーターレザーベルト、ダークブラウン、18Kハニーゴールドのバックル付き

Datograph Perpetual Tourbillon Lumen
ムーブメント情報
キャリバー: L952.4
機能: 時、分、スモールセコンド表示、ストップセコンド付きトゥールビヨン、正確にジャンプするミニッツカウンター付きフライバック・クロノグラフ、タキメータースケール、アウトサイズデイト表示付き永久カレンダー、曜日、月、閏年、デイ/ナイト表示、ムーンフェイズ表示
直径: 32.6mm
厚さ: 9.0mm
パワーリザーブ: 50時間
巻き上げ方式: 手巻き
振動数: 1万8000振動/時
石和: 57、うち1石はダイヤモンド受け石
クロノメーター認定: なし
追加情報: レバー脱進機、ムーブメントは5段階で精密に調整されている、プレートとブリッジは無処理のジャーマンシルバー、装飾と組み立ては手作業

価格 & 発売時期
価格: 62万ドル(日本円で約9413万円)
発売時期: 今すぐ
限定: あり、50本(シリアル入り)